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シャンパーニュの種類とラベルの読み方

■ヴィンテージ

年間に作られる2億5千万本のシャンパーニュのうち、
7割以上は通常のスタンダードなシャンパーニュとなります。
でも2割はものすごくいいヴィンテージになります。

これは「その年のブドウだけで調合して十分にいいものができそうだ」
ということで、他の年のブドウ原酒は混ぜないで、
その年のものだけを単体で使用してつくります。
これがヴィンテージです。


これは毎年できるわけではなく、ブドウの出来が良い年に特別につくるものです。
(たとえば1988、1995、1996年など)


また熟成期間も、スタンダードのシャンパーニュは最低15ヶ月ですが、

ヴィンテージは3年以上と規定されており、
実際にはほとんどのメゾンが5年寝かせています。


出荷するまで時間がかかるので、そのぶん高級になるのです。
ヴィンテージのシャンパーニュは通常のスタンダードシャンパーニュの1.3倍くらいの値段がします。

ちなみに通常のスタンダードのシャンパーニュは、その年のブドウのほか前年、前々年のものを調合し
そのブランドイメージにあった商品をつくっています。
これにより安定した品質で毎年出荷することができます。




■キュヴェ

キュヴェは一番搾りのこと。
二番搾りはプレミエル・タイユ。

ブドウ4000kgから2050リットルの一番搾り(ラ・キュヴェ)と
500リットルの二番搾り(プレミエル・タイユ)が採れます。

あとにでてくるキュヴェ・プレスティージュ(特級)は
一番搾りを使用しています。






グランクリュとプルミエ・クリュ

シャンパーニュ地方の畑は村ごとに100%方式で格付けがなされています。
一番良い村を100%としてグランクリュとよび、
これは321村のうちのたった17村のみです。

また、99~90%までの村をプルミエクリュとよびます。これは41村あります。


あとにでてくるキュヴェ・プレスティージュ(特級)は
このグランクリュ、プルミエクリュのブドウを主に使用しています。


ひとくちメモ なぜパーセンテージ(%)の表示なの?
現在は廃止されてますが、1989年まではブドウの値段が公示価格制度で決められていたことに由来します。
ネゴシアン側の代表者とブドウ栽培農家の代表者による、団体交渉のような会議があったのですが、
その会議ではグランクリュ(最高格付け)のブドウの価格のみが決定されていました。

この価格を100%とし、格付けの劣るプルミエ・クリュは99~90%の価格、
それ以下の格付けの畑はそれぞれの%に応じて価格が決定されていったのです。

たとえばグランクリュのブドウが1㎏あたり500円なら、90%のクリュであれば450円、80%のクリュであれば400円となります。





■キュヴェ・プレスティージュ(特級)・・・ヴィンテージのさらにその上!

















プレスティージュのシャンパーニュは、
グランクリュ、プルミエクリュの本当に上質な畑から採れたものを
主に使用したものです。


また、プレスティージュは
キュヴェ(一番搾り)のみを使用するなど、搾汁も厳選しています。

さらに、熟成期間も、ヴィンテージについては3年以上と決められていますが、
プレスティージュは6~10年寝かせるところが多いです。

(Salonの「Blanc de Blanc 1990」などは
シャルドネで名高いコート・デ・ブラン地区の中でも最高峰と言われる
ル・メニル・シュル・オジェ村(グランクリュ)のシャルドネのみを使用し、
これをさらに10年の熟成させています。。
しかもサロンは最上のブドウが採れた年しかシャンパーニュをつくりません!)

また、このプレスティージュはほとんどヴィンテージですが、
中にはそうでないもの(マルチヴィンテージ)もあります。

(たとえばKrugの「Grand Cuvée」は6年から10年の収穫年の異なる50種類以上のワインを
ブレンドしてつくっているマルチヴィンテージです。)
プレスティージュのシャンパーニュは通常のスタンダードシャンパーニュの2倍~3倍、
場合によっては5倍以上の値段のものもあります。
プレスティージュは奥深い、芳醇な味わいを楽しむことができるので、
スタンダードシャンパーニュより高めの温度(10度くらい)で飲みましょう。



■ブラン・ド・ブラン


















シャルドネ(白ブドウ)のみを使用して造られたシャンパーニュを
ブラン・ド・ブランといいます。


通常のシャンパーニュはシャルドネ(白ブドウ)、ピノ・ノワール(黒ブドウ)、ピノ・ムーニエ(黒ブドウ)の
3種類をブレンドして造られているのですが、
ブドウの作付面積としては、黒ブドウのピノが圧倒的に多く、シャルドネは非常に少ないです。
シャルドネを多く作っているのはコート・デ・ブラン(その名も「白い丘」)地方ぐらいのものなので、
シャルドネは貴重なんです。
このシャルドネだけを使用して造られたシャンパーニュは
特にブラン・ド・ブラン(白の中の白)と呼ばれ、高級品
となっています。

シャルドネはマスカットのようなブドウで、シャンパーニュに
酸味、軽やかさ、チャーミングさを与え、上品な味わい
を楽しむことができます。

まだ作られてさほど年数のたっていない(若い)ブラン・ド・ブランは
酸味、さわやかさを楽しむことができ、
初夏から夏にかけて、前菜などと一緒にいただくと最高です。
また、熟成が進んだブラン・ド・ブランであれば
意外にも複雑さとふくよかな感じを楽しむことができるので、
お寿司やスパイスを利かせたようなお料理とよく合います。




■ブラン・ド・ノワール

ブラン・ド・ブランとは逆に、
黒ブドウ(ピノ・ノワール、ピノ・ムーニエ)のみを使用して
つくられたシャンパーニュのことです。


ブラン・ド・ノワールは「黒の中の白」という意味があります。
生産量は限られており、日本に入ってくるものはさらに少ないです。

シャンパーニュは本来、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムーニエの
3種類のブドウをブレンドしてつくられていますが、
シャルドネだけでつくったブラン・ド・ブランが人気となったので、
こんどはこっちも!という感じで
ピノ・ノワールだけでブラン・ド・ノワールをつくったようです。

ピノ・ノワールの特徴はボディがあって、まろやか、厚みのある味。

秋にしっとりまったり飲むのに最適です。

そして最近は、ピノ・ムーニエ100%でつくった
ブラン・ド・ノワールも注目を集めています。
ピノ・ムーニエの特徴は軽やかな酸味


これまではシャルドネの補助的なブドウと思われてきましたが、
最近はそんなことなないのです!
技術があがって、いいピノ・ムーニエを作る作り手がでてきました。





















ポメリー 「ウィンタータイム ブラン・ド・ノワール」
(ピノ・ノワール75%、ピノ・ムニエ25%)
熟した果実の芳醇なアロマ、豊かでボディを感じさせる味わい。
冬のお料理にぴったりです。

Mailly Grand Cru Blanc de Noirs(マイイ グランクリュ ブラン ド ノワール)
(PN100%)
ピノ・ノワール100%。
マイイの持つ独特のロケーション、豊かな土壌、ノウハウを最大限に活かしてつくられたシャンパーニュです。
480種類にも及ぶ豊富なピノ・ノワールのストックの中からベストなものを調合し、
最高になめらかなシャンパーニュをめざしてつくられています。
深く濃い金色。
ピノ・ノワールの香りとマイイのもつ独特の肥沃な土壌の香りが楽しめます。
フレッシュなスパイスの香り、豊かな土壌の香り、ほのかに甘い黄色い果実の香り。
シルクのようななめらかな舌ざわりで、口に含むと味覚が喜ぶ感じがします。
ホタテなどのシーフードやフォアグラにも合いますが、
このシャンパーニュはスパイスの香りもするので意外とカレーも合います。
2005年に「Mondial du Pinot Noir」(ピノ・ノワールの国際的なワインコンクール)にて「Vinea d'Or」(金賞)を受賞。
世界的に評価の高いブラン・ド・ノワールです。




■ロゼ










ロゼシャンパーニュはシャンパーニュ全体の3~5%しかつくられておらず、大変希少です。
ロゼシャンパーニュの多くは、

通常のシャンパーニュにシャンパーニュ地方産の無発泡性赤ワインを
少量(10~20%)加える
ことでロゼシャンパーニュとなります。
これはシャンパーニュ地方でのみ許可されている方法で、
「アッサンブラージュ」方式といいます。

これとは別に、
黒ブドウの皮を漬け込んでロゼ色をつくる「マセラシオン」方式もあります。

こちらは大変手間がかかるのでシャンパーニュ地方ではあまりみられませんが、
こちらのほうがコクのある味わいとなります。



     いろいろなメゾンが素晴らしいロゼ・シャンパーニュを生み出しています。



















ロゼにもヴィンテージやプレスティージュがあり、高級品です。




「日本人はロゼが好き!?」はコチラ




■ラベルに記載されている生産者の業態別登録記号

・NM(ネゴシアン・マニピュラン)
ネゴシアンは商人のこと。原料を他者から購入し、シャンパーニュをつくっています。
自社畑を所有しながらも、安定供給のために他者から購入している場合もあります。
大手メゾンはほとんどがこれ。


・RM(レコルタン・マニピュラン)
自社畑のみを使用し、ブドウ栽培から販売まで一つのメゾンで行っています。


・CM(コオペラティヴ・マニピュラシオン)
生産協同組合のこと。
農民の権利を守るために中小の農家が協同組合をつくって
組合員が栽培したブドウでシャンパーニュをつくり、組合のブランドとして出荷しています。
最大手はニコラ・フィアット。ほかにマイイ・グラン・クリュやパニエもこれです。



ひとくちメモ なぜ組合をつくるの?
シャンパーニュは製造上の手間が大変かかるうえに、多量のストックを抱えなければなりません。
資金が潤沢な大手メゾンのほうが有利になってしまい、
弱小農家は、せっかく精魂こめて育て上げたブドウを大手資本に安く買いたたかれる憂き目にあってしまいます。
1941年以降は、CIVC(シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会)がブドウ価格の安定と供給に力を尽くしていますが、
それ以前はこのような機関が無かったため、農民が自分たちの権利を守るために組合をつくったのです。



・MA(マルク・ダシュトゥール)
レストランやホテルのプライベートブランドとして、
いずれかのシャンパーニュ製造業者に依頼してつくったもの。
あまり見かけませんが、ホテルリッツの「リッツ」やレストラン・タイユヴァンの「タイユヴァン」などがこれ。
ほかに「Berry Bro's. & Rudd Ltd」を飲んだときもこれでした。




・SR(ソシエテ・ド・レコルタン)
ブドウ栽培業者団体のこと。
同じ団体に属する会員の畑で収穫されたブドウでシャンパーニュをつくっています。
あまりみかけませんが、「GUY CHARLEMAGNE」を飲んだときこれでした。
サロンと同じMesnil-Sur-Oger村のメゾンです。




・RC(レコルタン・コオペラトゥール)
ブドウ栽培業者兼協同組合員のこと。
加入している組合から製造過程のブドウ原酒を買い取ってシャンパーニュを製造・販売したり、
出荷直前のシャンパーニュを買い取って自社ブランドとして販売したりしています。
あまり見かけませんが、「Claude Cayals」を飲んだときがこれでした。
こちらもサロンと同じMesnil-Sur-Oger村のメゾンです。




■甘辛度の表記
ドサージュ(リキュール添加・加糖作業)の度合によって、6段階に分かれています。

・Extra Brut(エクストラ・ブリュット)
極辛口。1リットル当たり0~6グラムの添加

・Brut(ブリュット)
辛口。1リットル当たり6~15グラムの添加



・Extra Sec(エクストラ・セック)
やや辛口。1リットル当たり12~20グラムの添加

Sec(セック)
やや甘口。1リットル当たり17~35グラムの添加


・Demi Sec(ドゥミ・セック)
甘口。1リットル当たり33~50グラムの添加


・Doux(ドゥー)
極甘口。1リットル当たり50グラム以上の添加




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