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ランスのメゾンめぐり
■シャンパーニュと世界遺産の街、ランス
ランスにはまさにシャンパーニュの街。
町の北側にはランソン、クリュグ、マム、
町の南側にはポメリー、アンリオ、ヴーヴ・クリコ、リュイナール、テタンジェなど
本当にたくさんのメゾンがあります。
また、ランスは世界遺産の街でもあります。
メゾンのお昼休みなどで、メゾンめぐりの合間に時間があまってしまったら、
徒歩で世界遺産も行ってしまいましょう!
■■メゾンめぐり(カーブ見学)をする際のポイント
◆予約不要でまわれるメゾン
メソンには予約が必要なところ、ワイン業界者でないとダメなところ、予約ナシでも誰でもOKなところがあります。
予約が無くても当日いきなり行ってOKなメゾンをご紹介します。
(※2~3人なら大丈夫ですが、団体など、かなりの大人数で行く場合は予約してください。)
★★★★★Piper - Heidsieck(パイパー・エドシック)
開館時間 9:30-11:45 14:00-17:00
(ただし、12/1~2/28の火・水は休館)
受付の女性が可愛い!!!
真っ赤な制服もキュートです。
地下に降り、6人乗りの卵型のモーターカーに乗ってカーブを見学します。
遊園地のようです。
おまけに日本語テープの解説つき!
途中でシャボン玉がでてくるところもあって、遊び心も満載です。
マリリンモンローはパイパーが大好きで、朝から飲むほどだったそうです。
ハリウッドとの関連も深く、最後のほうで説明があります。
見学のあとはサロンで試飲タイム。
私は3種類の試飲を楽しみました。
(BRUT、 Brut Vintage 1998、 Rose Sauvage)
★★★★★Pommery(ポメリー)
開館時間 (3/15~10/31) 10:00-17:30
(11/1~3/14) 10:00-12:00 14:00-17:00
土日祝は休館
ランス市南部にあります。
敷地が広い!庭園のようになっています。
建物はビクトリア調で、これまたとても豪華で大きいです。
日本ではモエ・エ・シャンドンやヴーヴ・クリコの方が有名ですが、
ここに行くと、
「ポメリーも同じくらい大企業なんだなあ」
という印象をうけます。
実際、ランスの中でも規模、知名度、生産量でもトップに君臨しているのがこのポメリーです。
建物に入ると、ホールにエミール・ガレが制作した巨大な木樽があって、なんと10万人分のシャンパーニュが入るそうです。
116段の階段を下って地下のカーヴへ行くと、
バッカスや、ポメリー夫人の愛娘ルイーズをモチーフとしたレリーフも見ることができます。
★★★★★TAITTINGER(テタンジェ)
開館時間 平日 9:30-12:00、14:00-16:30
土日祝 9:00-11:00、14:00-17:00
私はちょうどお昼休みの時間帯についてしまい、入り口のそばで座って待ちました。
敷地内は広くてゆったりしています。
らせん階段をぐるぐると降りて地下のカーヴへ。
地下のカーヴはとてつもなく広い!
ランスは地上は都市だけど、地下はほとんどこういったカーヴなのだと実感しました。
若い女性が首にマフラーをまいて、ちょっと寒そうですが白い息を吐きながら丁寧に英語で説明してくれます。
最後にまた試飲タイムがあります。テタンジェのシャンパーニュはエレガントで本当に美味しいです!
★★★★★G.M.Mumm(マム)
開館時間 9:00-11:00 14:00-17:00
(12/25、1/1は休館。11月から2月の毎日曜日も休館)
一般ツアー(コルドンルージュ):10分間のビデオ上映の後、セラー見学。マムの歴史やシャンパーニュ造りについて学ぶことができます。ツアーの後、コルドン・ルージュの試飲があります。
ヴィンテージ・ツアー:一般ツアーの内容に加え、試飲がコルドンルージュとコルドンルージュ・ミレジメの2種類となり、解説がつきます。
トリロジー・プレスティージュ・ツアー:一般ツアーの内容に加え、試飲がマム・ロゼ、マム・ド・クラマン、マム・グランクリュの3種となり、解説がつきます。
セラー見学後は、ショップでマムのフルートグラスやアイスバケツを買うことができます。
「コルドン・ルージュ」はフランス語で「赤いリボン」という意味。
名前のとおり、ラベルには赤いリボンの絵が斜めに描かれています。
場所はランス市の北部、世界遺産のフジタ礼拝堂のはす向かいにあります。
★★★★G.H.MARTEL & Co(ジー・アッシュ・マーテル)
開館時間 10:00-19:00
サン・レミ教会の近くにあります。
このメゾンはあまり有名ではないのでお客さんの数も少なく、
じっくりゆっくり見学することができます。
最後は大きな広間にお客さん全員が座り
アットホームな雰囲気の中で試飲できます。
3種類いただきましたが、どれも美味でした!
■ランスのおすすめ世界遺産
★★★★★Cathedrale Notre Dame (ノートルダム大聖堂)。
開館時間 毎日 7:30-19:30
入館無料。
ランス市北部にあります。
高さ82メートル。巨大です!建物の彫刻も厳かな感じで本当に美しいです。
フランスの歴代の王の戴冠式が行われてきた聖堂で、
百年戦争の最中の1429年、シャルル7世もあのジャンヌダルクの功績でここで戴冠式を行ったそうです。
正面入口の左にある「微笑の天使」はランスのシンボル。
正面から奥に進んで、中央を越えたあたりの右手にあるワイン製造を描いたステンドグラスも要チェックです。
★★★★Palais du Tau (トー宮殿)
開館時間 (11/15~3/15) 10:00-12:00 14:00-17:00 (土日は~18:00)
(3/16~6/30、 9/1~11/14) 9:30-12:30 14:00-18:00
(7/1~8/31) 9:30-18:30
ランス市北部にあります。ノートルダム大聖堂に隣接。
ノートルダム大聖堂で戴冠式を終えた王が宿泊していた宮殿です。
現在は、戴冠式に関する宝物を展示しています。
★★★★Chapel Foujita (フジタ礼拝堂)
開館時間 (5/2~10/31) 14:00-18:00
休館日 毎週水曜日、7/14
入場は3ユーロ。
ランス市北部、Mumm(マム)のはす向かいにあります。
戦前戦後を通じ、パリ画壇でもっとも活躍した日本人画家、
藤田嗣治が洗礼時の名付け親であるG.H.マム社の当時の社長ルネ・ラルーのために建てた教会。
壁一面のフレスコ画はフジタさん自身が書いています。
また、ステンドグラスは広島の原爆をテーマに書かれ、人類愛をテーマに作られたそうです。
この教会は現在、G.H.マムの管理で一般に公開されています。
★★★Basilique Saint-Remi (サン・レミ聖堂)
開館時間 毎日 8:00-19:00 (木・土は9:00~)
入館無料
ランス市南部にあります。
町の守護神、サンレミを祀った聖堂。